一つの加熱の方式に頼っていることよりも、それぞれの特性を理解して、複数の加熱方式を併用して最大の成果を得ていくことが、加熱プロセスの改善に繋がります。ハイベックでは、皆様の現況の悩みをお聞きして、近赤外線加熱の併用を提案します。
代表的な加熱方法の特性を不等号で比較してみました。近赤外線加熱と組み合わせた複合加熱(ハイブリッド化)を検討してみませんか?
加熱スピード | 熱風加熱、遠赤外線加熱 < 近赤外線加熱 < 誘導加熱、通電加熱、バーナー加熱 |
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最高温度 | 熱風加熱、遠赤外線加熱 < 近赤外線加熱 ≒ 誘導加熱、通電加熱 |
局所加熱 | 誘導加熱、通電加熱 < 近赤外線加熱 < レーザー加熱 |
段取り換え※ | 誘導加熱、通電加熱 < 近赤外線加熱 |
温度制御性(秒単位) | 誘導加熱、通電加熱、熱風加熱、バーナー加熱 < 近赤外線加熱 |
※ワークの形状 寸法変更時
金属系の熱容量の大きい母材の表面の塗装乾燥などの初期加熱として近赤外線ヒーターを使用