株式会社ハイベック

近赤外線とは

  • お問い合わせはこちら

非接触でクリーンな加熱が可能な、近赤外線加熱をご紹介いたします。

赤外線とは…

波長0.8μmから1000μmの電磁波を総称して赤外線と呼び、熱源の温度によって照射される赤外線の波長が変わります。

電磁波の波長による分類

電磁波の波長による分類

赤外線による加熱

熱源から放射される電磁波(赤外線)によって、被加熱物に熱エネルギーが伝達される加 熱で、輻射加熱と呼びます。

例えば、太陽光による加熱の場合、陽向は暖かく日蔭は寒く感じるが、これは気温差に よって感じるのではなく、太陽からの電磁波(赤外線)による輻射加熱の影響です。

ハイベックの近赤外線ヒートビーム・QIRハロゲンヒーターは、この輻射加熱を応用した加熱機器で、熱源には可視光線に近い近赤外線を放射する、熱源温度の高い(2000°C以上)ハロゲンランプを用いています。

ハロゲンランプには、熱源温度の高さの他、フィラメント(発熱部)が石英管に封止されているため、気流等の外乱の影響を受けにくく、立ち上がり・立ち下がりを秒単位の速さで行える利点があります。

その他の赤外線ヒーターとの違いなどを記した資料がございますので、下記よりダウンロード下さい。

  • ダウンロード

近赤外線加熱のメリット

ハロゲンランプを用いる、近赤外線加熱には次のメリットがあります。

  • 反射鏡との組み合わせにより、狭い範囲に集光する、平行照射する等、加熱形態を変えやすい。
  • 立ち上がり立ち下り時間が短く、応答性に優れている。
  • 非接触で、クリーン環境に対応できる。
  • 熱源のランプは、大気の外乱を受けにくく、真空中での加熱も可能。
  • 熱源温度が2000°C以上と高く、加熱対象物の材質・大きさ等にもよるが、1000°C以上の加熱にも対応できる。
  • お問い合わせはこちら