近赤外線ハロゲンランプの良し悪し

近赤外線ハロゲンランプを具体的検討前にちょっと一言・・・・・

近赤外線ハロゲンランプは立ち上がりが非常に速く、急速加熱が特徴的です。
今回、近赤外線ハロゲンランプの良いところばかりではなく悪いところも書き出しましたので、どうぞ
ご検討にお役立て下さい。

近赤外線ハロゲンランプの良い点

1.暖機運転や待機電力を削減できる

・通電直後わずか1秒程度で規定の出力に到達しますので、必要な時に通電し即加熱可能です

・立ち上がり・立ち下がり時間が速い

2.安定した制御コントロールができる

・立ち上がり立ち下がり同様、応答性に優れており細かな制御にも対応可能です

・温度調節計と組み合わせることで安定した温度コントロールが実現できます

3.加熱工程のスピードアップを図ることができる

・近赤外線ヒータのエネルギー密度は120KW/㎡あり遠赤外線ヒータの4倍にもなります

・同じヒータ配置スペースでも近赤外線ハロゲンランプは より大出力のヒータを設置することができます

・大出力を投入できることで、加熱時間の短縮=スピードアップが可能です


近赤外線ハロゲンランプの悪い点

1.遠赤外線ヒータと比較して寿命が短い

・近赤外線ハロゲンランプの平均寿命 3,000~5,000時間で遠赤外線ヒータの約1/3程度になります

・100%出力を続けていると発光部のフィラメントが高温になり蒸発して断線となり寿命となりますので過度な電力供給
 は避けてください

・90%ワット出力で寿命は倍に、80%ワット出力で約5倍に延びます

2.高機能タイプの制御機器が必要

・フィラメントの温度が低いと、フィラメントの抵抗値も低いため通電直後に定格電流の10倍程度の突入電流が発生します

・突入電流はフィラメントにダメージを与えますので寿命にも影響します

・突入電流を抑えるソフトスタート機能付きサイリスタ式電力調整器が別途必要になる場合があります

unitzシリーズ H3000

単相 位相制御方式 サイリスタ式高機能型
・定電流、定電圧、定電力制御方式を標準装備
・ヒーター断線検知機能搭載

3.光があたらないと加熱できない

・光(赤外線)が当たるところは加熱に働きますが、影になってしまう部分は加熱に働きにくく光と影で温度差を生じて
 しまいます

・また加熱面が平面でも加熱したくないところは遮光等の対策が必要になります

まとめ

近赤外線ハロゲンランプは、非接触加熱や応答性に優れたヒータですが、凹凸物全体を加熱するには向いていない点や寿命の問題もあります。
使い方次第で、搬送中の加熱・高温加熱・短時間加熱などの強い味方になってくれることでしょう!
次回もお役立ち情報をお届けしますので、どうぞお楽しみに♪それでは、暖かくしてお過ごしくださいね!

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