
真空チャンバー内で金属板(35×120×0.5)を1000℃以上に加熱したいが、現在使用中のヒータでは800℃までしか昇温できない。
ハイベックのホームページに、近赤外線は急速・高温加熱が可能と記載があったので問合せしてみました。
近赤外線ヒートビームで金属板を1000℃以上に加熱可能か相談及び実験検証をして欲しい。

金属板をお借りし、弊社ラボにある真空雰囲気装置にて加熱実験を実施
お客様から、金属板の一方向からのみ加熱可能という条件と金属板の大きさから、近赤外線ヒートビーム1台で目標達成可能か、実際に加熱してみます。
近赤外線ヒートビーム1台(定格電力2500W)で920℃まで加熱出来ましたが、目標とする1000℃以上には到達出来ませんでした。
実験データを基に目標達成できる条件をシミュレーションより算出します。
実験データとシミュレーション結果から近赤外線ヒートビーム2台仕様を提案
下記シミュレーション結果から2500Wを2灯配置することで、ワーク到達ワット数が991Wとなります。
上記表とグラフからワーク到達ワット数が991Wであればワーク温度は1000℃以上になる予測なので、2台仕様をご提案させていただく検討結果に至りました。
近赤外線ヒートビーム2台仕様を採用していただき、問題だった1000℃を超える結果を得ることができ、無事解決することが出来ました。
弊社ではご相談いただきました内容について以下のフローで検討致します。
加熱したいワークの種類・材質・寸法等はご相談ください。
