
材料の加熱試験を電気炉で行っているが、以下の課題がある。
①電気炉は立ち上がり・下がりに非常に時間がかかり、1日1度しか試験が出来ない
②電気炉が立ち上がっても試験片を900℃まで加熱するのに1時間以上かかる⇒作業効率が悪い
ハイベックのホームページに、近赤外線は急速・高温加熱が可能と記載があったので問合せしてみました。
・試験片を短時間で800~1200℃に加熱したい
・試験片を近赤外線ヒートビームで900℃以上に加熱可能か、実験検証をして欲しい
・既存設備へ近赤外線ヒートビームを追加設置し、加熱・冷却時間短縮が可能か検討したい
試験片をお借りし、弊社ラボにある4灯集光ユニット(ハロゲンランプ集光炉)で加熱実験を実施
実験結果: 試験片を150秒程度で900℃以上に到達
電気炉(約1時間)と比較し、大幅な時間短縮を確認いたしました。
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| 近赤外線ヒートビーム4灯集光型ヒータユニット | 加熱昇温グラフ(測温はK熱電対を使用) |
実験結果および試験片寸法を踏まえ、以下仕様をご提案
・近赤外線ヒートビーム 4灯集光ユニット
・発熱長:140mm
・出力:980W × 4灯(合計 3920W)
・加熱・冷却時間を大幅短縮
・1日1回 → 複数回の試験が可能に
・作業効率が大幅に向上
近赤外線ヒートビームは放射加熱方式のため、雰囲気温度を直接上昇させることなく対象物を効率的に加熱できます。その結果、無駄な待ち時間が削減され、試験全体の生産性向上につながりました。
「加熱に時間がかかる」「高温まで一気に上げられない」「無駄な待ち時間を減らしたい」
そのようなお悩みがございましたら、お気軽にご相談ください。「できるかどうか知りたい」といった段階でも歓迎しております。
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お客様の装置に取り付けた状態 |